土佐錦の佇まい
土佐錦魚は基本的に上見(上から見た姿)で鑑賞します。そのため、上から見たときの体型や尾の広がり、全体のバランスが重要になります。
特に上から見たときに描かれる「美しい円」と尾の優雅な返しが最大の見どころになります。

【土佐錦魚らしさを持つ】
土佐錦魚特有の丸みのある体型と、美しく広がる尾を備えていること
【品格を重んじ、味を尊ぶ】
派手さだけではなく、落ち着いた美しさや奥深い魅力が感じられること
【風格・力強さを持つ】
魚体に厚みがあり、堂々とした存在感があること
【渡りがあり、極まっている】
尾の展開や各部位のつながりが滑らかで、完成度の高い姿であること。
尾がただ広いだけでなく、柔らかく流れるような曲線美を備えていることが重要です
【 土佐錦各部の名称 】

【土佐錦魚の見方】
顔について
目先があり口先が細く出来るだけ尖っている
口先から鰓までのラインがなめらかにまっすぐが良い
体形について
お腹の後方が張って、ふくよかな卵型の体形が良い
尾筒は太く間延びしないで、金座は広いのが良い
尾について
尾付け根の金座が大きく発達し、左右対称で枚数が多いものほど、尾全体に安定感と優れた尾張り(保持力)が生まれます。泳ぎ・静止時ともに水平(平付け)が基本。親骨は尾芯に対して直角(180度)に開き、たわみ、ひだ、重なり、尾先の上下動がない(または軽度である)ことが求められ。また、尾の周縁が朝顔のような形状になっているのが美しくて良いです。
甚だしい欠点
ヒレが欠損していたり、四つ尾、深い桜尾
尾芯が途中で切れていたり曲がっている
尾の中心が山型や海老尾になっている
曲がりや歪み片腹などの左右差がある
鰓がこけていたり、めくれている
目が出ていたり、くぼんでいる
肉瘤や鼻瘤ができている
