土佐錦の四季

土佐錦の四季

冬から春

梅の花の便りが聞かれだすと、冬眠からの春起こしを桜の開花を目標に始めます
この頃は、昼夜の水温差が激しいので最低気温に注意しながら慎重に水を交換します

春から夏

風薫る新緑がまぶしい季節になると、いよいよ産卵の準備にかかる
餌のあげ過ぎや必要以上の水換えは産卵を妨げる恐れがあるので注意する

猛暑が続き蝉時雨が降り注ぐようになると、太陽の光で水は高温となり酸素不足になる。
丸鉢は毎日水の交換が必要となり。角鉢も必要に応じて水を交換していく事となる

木々の葉もすっかり色づき秋の深まりを感じてくると、気温が下がり金魚の食欲も増し
さらに成長し始め、この頃早いと色変わりする子もいるが、遅いと2,3年黒いままも

秋から冬

木枯らしが吹きすさび、寒さを感じる季節になると、徐々に餌の量と水換え頻度を減らしていき
ひと鉢に少ない数で、ゆったり飼っていた金魚も集めて冬ごもりの準備を始める

師走に入り寒さも本格的になると、土佐金魚は底の方でじっと過ごし寒さを耐えています。
特に何も世話はしませんが、雨をしのぐ波板を時折はぐっては金魚の様子を見ます